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PFAS規制に関して
弊社のPFAS規制に関して、フッ素化合物を使用する商材(主にイオン液体)への取り組みに関しまして、お知らせをさせて頂きます。
PFAS(Per- and Polyfluoroalkyl Substances)は、有機フッ素化合物の一部であるパーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称となります。
その数は膨大で 約4,700物質以上があるといわれています。
PFASの一種として、PFAS の中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、化学的に安定しており、幅広い用途で使用されてきました。
1.PFOS は、半導体用レジスト、金属のメッキ処理剤、泡消火薬剤等への用途。
2.PFOA は、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤等等への用途。
PFOS、PFOA には、難分解性、高蓄積性等の性質があるため、現時点では地球上に広く残留しています。
そして、環境への排出が継続する場合には、分解が遅いために地球規模で環境中にさらに蓄積されていきます。
環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
弊社が取り扱っておりますイオン液体は、一般的には電池、キャパシタ、液体冷却材、化学プロセスの溶媒、帯電防止などの多くの異なる応用分野で利用されておりまして、
そのイオン液体にも一部PFASを含んだ化合物が使用されているものもあり、PFASへの取り組みが必要となってきております。
弊社としましても、今後も、イオン液体を始め、他の商材に関しましても環境を考慮した商材開発・取扱いを取り組みを進めて行く所存です。
PFAS関連での商材(代替品等)で何か新規開発品の取り組みやお困りごとがございましたら、一度、弊社にご相談を頂けますようお願い致します。